札幌でしか栽培されてない「深紅の宝石」と称されるイチゴ。名前は「サトホロ」、アイヌ語で「札幌」を意味します。
札幌市農業支援センターが15年がかりで育成した品種で、果実の大きな「タイオーガ」と味と香りのよい「フェアファックス」を交配したものになります。適度な酸味が甘さを引き立てていて、果肉の芯まで赤い、鮮やかな色が特徴です。しかし、早摘みすると味も色も追熟しないため、真っ赤な果実にならない、熟しすぎると果肉が柔らかくなるというデリケートな面を持ち、流通量は少ないです。それゆえ、「幻のイチゴ」とも呼ばれていました。
そんな品種のイチゴを自然栽培で育て、ジャムにしました。